感動

ガルロチで開催中のぺぺ・トーレス&マヌエラ・バルガス グループの公演を見に行って来ました🎵
まだ前半だというのに、AプロBプロどちらも見ちゃいました!!
いやぁもう凄すぎて…
凄すぎて!!何と感想を伝えていいかわからないのですが、とにかく号泣です。色んなことに。
マヌエラの色んなデタジェがアンヘリータ・バルガスにそっくり!で、指の動きや顎の角度や、腰に当てた手の形や、手の広げた角度や、そのときの上半身の形、ちょっとしたレマーテの抜け方や、アンティグオなパソや、コントラの打ち方や、ファルダの動かし方や…
大好きなのにアンヘリータの若き日の舞台を生で見ることが叶わなかった世代としては、本当に狂喜です!!
アンヘリータの圧ってこんな感じだったのかな…って、はるかちゃんとも話していました。
でも似ていたとしてもアンヘリータはアンヘリータで、マヌエラはマヌエラで、生きている。
血というのは濃すぎて凄すぎて、それを守りつつ己の芸を追求することの重圧というのは、どんな心境なのだろうと、何も無い私は思うのでした。
そしてぺぺは言うまでもなく、いつも凄いけど、見る度に違うことで感動するのは、少しづつ私の知識が更新されていくからなのでしょうか。
無知で見て触れていたことを本当に申し訳なく思います。でもまだ知らないことばかりです。
彼は究極のフラメンコオタクというか、とにかくすごい知識と経験値と研究者であり。素晴らしい人格者であると、彼のことをよく知りもしないのに言うのも失礼ですが、舞台で見てもクラスを受けても彼のフラメンコへの愛とリスペクトと感性を感じます。
彼のデタジェも多くの偉大なる先人たちの面影を感じさせ、その度に大きな波に飲み込まれるような感動が湧き上がります。
彼が見てきた、積み重ねてきた、学んできた、血筋を継承してきた歴史を想います。
二人がフェステーロとして歌い踊る瞬間があり、それはもう素晴らしかったです。
ぺぺのちょっと首を左にキュッと向いた角度とか、力を抜いてレマタールしてクルッと回った瞬間とかに、マエストロ ぺぺ・リオスに見えて、似てるとか越えて、ぺぺ・リオスに見えるんです一瞬… 震える瞬間でした。
こんな神回を開催してくださったガルロチさんに感謝しかありません!!
まだご鑑賞されていない方はぜひ!!
ぜひこの貴重な公演をご体感ください。